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2001年10月31日(水) 宝島前篭漁港ー奄美大島名瀬港 50マイル
5:00の海域天気予報 曇り、雨、晴れ 北東後東、午後南東の風 3.6〜7.6m 波1.5m
6:10宝島離岸し機帆走 東の風2〜3m うねりがありますがほぼ凪状態です。
今日は距離が長い割りに途中に島が全く無いので風が船首に回る前に出来るだけ距離を稼いでおきたい、ということで
機帆走を続けます。予報通り昼頃から風が南東に振れ一時的に8m位吹くこともありました。
トカラを渡る時にも気付きましたが、この辺の波は押し寄せて来る方向が一定しません。風の方向と波の方向が
必ずしも同じではなく違う方向からも来ます。また風が無いのに波があることもあります。海光丸のホームグラウンドの
東京湾、相模湾の波とは明らかに違います。初めての経験です。遠州灘、熊野灘、土佐湾、日向灘でも経験していません。
とまどいがありますが、こうゆう海域があることを体験できました。
11時ころには奄美の島影らしいのを視認しました。いよいよ奄美大島に来たぞ。ヤッター!という思いです。
名瀬港入り口

15時大熊漁港に一旦入港しましたが、名瀬のヨットマン安田さんの助言で繁華街に近くて便利な名瀬港一番奥の漁港
の岸壁に係留し直しました。ここであれば銭湯にもスーパーにも近いし、近くの公園にはトイレもあります。
行かないほうがいいとの助言でしたので、漁協には挨拶に行きませんでした。
名瀬の湾の中ほどに両岸から西防波堤と東防波堤が突き出していて、その突端に灯台があります。そこを入港して
西防波堤を周り込むとすぐプレジャーボート用の内港があります。しかしここは外海のうねりやフェリーの引き波が
入り込んできてお勧めできる港ではないそうです。
銭湯の後安田さんのお誘いを受け居酒屋で夕食、その次は安田さん行きつけのパブで二次会と久しぶりの都会の夜でした。
パブでは宮崎のヨット「頓馬」の石川さんという共通の話題もあり、楽しい時を過ごしました。
また安田さんに古仁屋の係留場所の確保の手配までしてもらい、大助かりです。
今日の海域天気予報は当たりです。本日も機帆走9時間
11月1日(木) 名瀬港滞在
今日は朝から断続的な雨です。名瀬から沖縄までの航海計画の見直しをし、ウェイポイントを決めその緯度経度を出し
GPSにインプットし再確認する作業で今日は大半の時間を使ってしまいました。
夕方から徒歩7分のスーパーダイエーに行き、不足していた食器類を買ってきました。
夕食は郷土料理の店「かずみ」でおまかせ定食です。豚足、バラ肉、芋の茎、名前は聞いたが忘れた魚など珍しいせいか
どれもとても美味しく頂けました。若さんは酒を飲みません。同席した他のお客も歌が出るほどの雰囲気ではありません。
ここ「かずみ」のおかみさんは客席が盛り上がると奄美の島唄を聞かせてくれるそうです。かなりの名調子だそうです。
残念ながら今晩はそこまで客席が盛り上がる状況ではなさそうです。満腹で2,000円払って帰艇。
11月2日(金) 名瀬港滞在
今日も雨模様です。秋雨前線が停滞しているような天気図です。
金作原(きんさくばる)という原生林の探検ツァーやマングローブ林のカヌーツーリング等にに参加したかったのですが
この雨では楽しくないでしょう。参加は中止ですが、退屈なのでバスで奄美博物館に行きました。
写真は昔の船の錨だそうです。

11月3日(土) 名瀬港滞在
早朝ゴリゴリという音がしました。もしかして走錨?飛び起きてバウを見ると岸壁をこすっています。そんなに風は強くは
ないのに何故?とにかくアンカーを引いてみるとズルズル寄ってきます。ヤバ!直ぐバウに長いロープ結び艇を後退させます。
アンカーを揚げてみると大きなゴミを噛み込んでいました。ゴミは枕みたいな感じのものです。
これではアンカーが効く訳がありません。でも一昨日投入したときはちゃんと効いたはずです。訳が解かりませんが
とにかくアンカーを打ち直ししましたが、まだどうも効きが良くありません。再度引き上げてみると今度はモニターロープが
アンカーに絡んでいました。ヤレヤレです。もう一度打ち直し、今度はしっかりと効きました。
朝から大奮闘で疲れてしまいました。午前中は休み。
名瀬港滞在といっても今日も雨が断続的に降ります。晴れるときもあれば、ドーと降って来る時もあります。
晴れ間をねらって公園で水汲み、軽油の買出し、食料の買出し、銭湯、コインランドリーで洗濯と観光どころではありません。
銭湯は名瀬には1件しか営業していないそうで、保健所の近くにある高千穂湯です。

ふと岸壁をみるとハリセンボンと思われる魚が泳いでいます。
トカラの港でもよく見かけた魚です。
泳ぎながら両側に離れた目玉を上にしたり、下にしたり動かして
いますが、その表情がとても愛嬌があります。
見ながら思わず声を出して笑ってしまいました。
クルージングではテレビもほとんど見ないので、笑う機会が
少なく久しぶりに大笑いできました。
この写真はカケロマで撮り直したものです。
ところがこのハリセンボンは奄美ではアバスという名で、アバス料理を食べさせる食堂があります。
アバスはフグの親戚だそうで、美味しいという話です。でも若さんはこの愛嬌のある顔を見るととても食べる気には
なりません。
11月4日(日) 名瀬港で日和待ち
昨晩にはこの季節初めての西高東低の気圧配置になり、ここ奄美でも強い北風が吹きました。
早朝目覚めましたが、未だ強風が残っています。今日は晴れですが日和待ちすることにしました。
9時過ぎに安田さんに迎えに来てもらい奄美ヨットクラブの係留場所である大熊漁港に案内してもらいました。

奄美ヨットクラブの重要人物
左 アラベの安田さん 中 あほうどりの松井さん
右 清風の山下さん
奄美 名瀬湾港湾情報まとめ 水路協会発行の港湾案内の名瀬のページを見ながら読んで下さい。
名瀬には西防波堤と東防波堤の間を通過する前に左に入るとある大熊漁港、両防波堤の間を通り直ぐ右にある長浜港
一番奥にある名瀬漁港とその隣にある商業港の4つあります。
商業港は名瀬漁港の隣ですが全くわかりません。長浜港は外海のうねりやフェリーの引き波が入り良い港ではないようです。
名瀬漁港は一番奥の港で海光丸が入った港ですが、繁華街に近く便利です。風呂屋にも歩いて行けます。
ここに入るときは安田さんに連絡した方がいいでしょう。
大熊漁港は奄美ヨットクラブの係留港で広く良い港ですが繁華街には遠く不便です。銭湯もありません。
11月5日(月) 名瀬ー古仁屋港 42マイル
5:00の海域天気予報 曇 南東の風 8〜12m 波1.1〜2m
6:20抜錨完了 7:20港外に出て帆走開始 天気は曇り うねりが大きい
昼前またイルカの群れが海光丸の周りを遊んでくれましたが、今日はいい写真が取れませんでした。
12:30奄美大島西端の曾津高崎をかわし、13:00頃大島海峡に西から進入 ネオン埼、油井小島をかわし
15:00前に古仁屋港の海上自衛隊の前の岸壁に接岸完了。

入港前に古仁屋在住の海工房夢丸の代表
葛西さんに電話したら港外まで出迎えて
もらえました。
接岸場所は葛西さんのバースで、
葛西さんのヨットは陸上げ中のためたまたま
空いていて係留出来たわけです。
葛西さんにはあらかじめ大阪のヨット
「プレステージ」の吉田さんから連絡があった
こと、名瀬の安田さんからも連絡があった
ことなどから便宜を図ってもらったと思います。
皆さんのご好意でとても助かっています。
海光丸の右のヨットは「風早丸」といい、今年5月に神奈川から奄美に移住された山崎さんの30フィートです。
風早丸の右にももう1パイヨットがあるそうですが、今日は他の場所に移動しているようです。
古仁屋には3つ港があり、メガネのような形の橋の西側の港はフェリーなどの発着する港で係留出来ません。
メガネ橋の東側の港には元アストロ二世の現在「ココナツリバティ」というヨットが1パイ係留してありますが、外来艇の
係留するスペースは無いようです。その港のさらに東側に海光丸が臨時係留させてもらった自衛隊前の港がありますが
写真でもわかるとおり岸壁の外側には本船が係留します。引き波も多い場所です。とにかく古仁屋には係留できる余裕のある
場所は無いそうです。今回海光丸が係留した場所からは約徒歩5分で銭湯、Acoopがあり便利な場所です。
トイレは徒歩3分の公民館の庭にあります。同じ庭に相撲の土俵もありました。
本日の海域天気予報はほぼ当たりです。 帆走3時間、機帆走5.5時間
11月6日(火) 古仁屋滞在
今日は強い風が吹き荒れる予報になっています。フェリーでカケロマ島にでも観光に行こうかなと思案していたら
「風早丸」の山崎さんが来艇されました。山崎さんのお誘いで車に乗せてもらい、奄美側の観光をすることに変更。

夕方本船「第八ヘーブ丸」の人と岸壁で話ができました。砂を採取して運んでいるそうです。時々その砂に”まくら貝”が
入っているそうで、その”まくら貝”をもらいました。確かにきれいな貝です。
11月7日(水) カケロマ島生間港、渡連桟橋周遊
今日は朝から対岸のカケロマ島に海光丸でいってみることにしました。
エンジンで30分ほどでフェリーの入る港「生間」(いけんま)の岸壁の内側に係留できました。フェリーは岸壁の外側に
接岸します。地元の人のヨットが1パイあります。

ここであれば外来ヨットでも1,2泊は出来そうです。
但し、お店も風呂もありません。フェリーの待合所でお土産は
売っています。
生間から歩いて15分にあるわりと有名な村「諸鈍」に行きました。


長い白い砂浜とディゴ並木 ディゴ並木


映画 寅さんの撮影場所 砂浜の東端にある防波堤
とにかくとてもきれいな海岸です。皆さんにも是非一度訪問されることをお勧めします。
とくにダイビングをされる方にはもってこいのエリアだと思います。
昼になって船に戻ると風早丸の山崎さんが、隣の入り江の「渡連」(どれん)に来ているので来ないかと無線で連絡して
来ました。即エンジンスタート。約20分で渡連の浮桟橋に係留してある風早丸に横抱き完了


渡連桟橋
風早丸と海光丸
この桟橋は連絡船が来るので正面は係留禁止だそうですが、このように脇であればヨットで1,2泊は出来そうです。
やはり近くには公民館があるていどで他には民家しかありません。そこがまたカケロマの良いところでもあります。
海底をのぞくと水深3〜4mですが底まできれいにはっきりとみえます。写真には写せませんがま〜その透明度の高さと
いったら、ここ何十年も経験していません。むかしむかし小笠原に行った時以来です。

風早丸の山崎さん夫妻
昼食におでんをご馳走になりました。
夕方古仁屋の係留場所に戻りもう一人の現地ヨット「ココナツリバティ」の渡辺さんを訪ねました。渡辺さんは沖縄の昔からの
漁船サバニを入手しその船体の再生に奮闘されています。エンジンも乗せるそうですが、帆でヨットのように走らせたいと語って
いました。

その後サバニの傍らで宴会が始まり次々と現地の人たちが集まってきます。
大海丸、さんご丸、花音丸、たっちゃん丸そのほか大勢で話に花が咲きました。お陰で次に渡ろうと予定している徳之島の
港の情報も教えてもらえました。こういう情報が一番役に立ちます。
11月8日(木) 古仁屋で日和待ち
昨日の夕方の天気情報で台風23号が発生したことがわかりました。今日はそろそろ出航しようかと思っていましたが
急遽日和待ちに変更です。23号はフィリピンにあり西に向かっているそうです。急に針路を北に変えないか心配です。
奥の手の気象予報士のkasayanに相談です。直ぐにメールで返事をもらいました。23号は西に向かい北には転進
しないだろう、という返信でした。一安心です。しかし夕方の天気予報では奄美海域の海上風警報は明日も継続する
ようです。台風の影響ではないようですが、これでは明日も日和待ちになりそう。
11月9日(金) 大島海峡内の呑ノ浦、瀬相、阿鉄、深浦 周遊
海上風警報は継続中です。でもここは穏やかな日和です。急ぎの旅でもないので、まああせらず待ちましょう。
朝海工房夢丸の葛西さんの訪問を受けました。大島海峡の他の港や避難場所など見て回ったらどうかとの提案を
受け、詳しい海図を借りました。
深い入り江の呑ノ浦、フェリー港の瀬相、荒天非難に良い阿鉄、深浦を海光丸で見て回りました。
瀬相には防波堤に囲まれた港はありません。海岸が岸壁になっているだけです。
奄美 古仁屋周辺港湾情報まとめ 水路協会発行の港湾案内の大島海峡の図を見ながら読んで下さい。
1.古仁屋には外来艇が係留できるスペースは無い。但し、古仁屋にある4艇のヨットの1艇でも他地域に航海中あるいは
上架中であればそのバースを借りることは出来そう。今回の海光丸はそのケースであった。
2002年5月追記(5月の帰路でも往路と同じ係留場所に係留出来ました。海工房「夢丸」の葛西さんのバースです。
葛西さんは寄港するヨットのためにバースを空けた状態にしてくれているようです。)
2.古仁屋対岸の生間(いけんま)港に行き空きスペースがあることを確認出来れば、スターンアンカー、バウ付けで
2,3泊くらいは係留可能と思われる。但し、入浴、買い物は出来ない。
3.生間の東隣の海岸にある渡連(どれん)の浮桟橋でも桟橋の端であれば2、3泊くらいは係留可能と思われる。
入浴、買い物は出来ないが、トイレとシャワーはあると町のパンフレットには書いてありますが、未確認です。
4.大島海峡西口に近い芝海岸の芝にも渡連と同じような桟橋があるそうですが、未確認です。
5.大島海峡内は外海より安全ですが、台風が来た時にはどこでも避泊できる訳ではありません。
台風避泊に良い場所(葛西さん談)
5−1.生間港内に空きがあって入れれば良い場所だそうです。
5−2.阿鉄湾内の阿鉄沖にある葛西さんが設置したブイ。ブイから陸岸まで50m位なので岸の大きい木からロープを
取ることが出来る。係留する場合には「海工房夢丸」の葛西さんに連絡をすること。

5−3.篠川湾奥東側の深浦にある台船に横抱き。(台船と運命を共にする覚悟が必要。)
6.カケロマ島の南にある「請島」の港湾
請阿室と池地に防波堤に囲まれた港があるそうですが、海光丸は行っていませんので未確認です。
11月10日(土) 古仁屋で日和待ち
軽油10L補給
11月11日(日) 古仁屋ー徳之島亀徳新港 36マイル
5:00の海域天気予報 北東後北西の風 5m以下 波1.5〜2.5m
6:15離岸 天気曇り 風は北の微風 波は無し 但し、うねりはあり 真追っ手の微風なので機帆走
離岸直後に山崎さんが見送りに来てくれたようですが、気付きませんでした。留守電に入っていました。
和やかな海況なので、潜水板を流すとまもなくサバが掛かりました。直ぐにコックピットで海水でさばき、釣りはお終い。
12時過ぎ徳之島亀徳に接岸完了 途中沖永良部まで足を延ばそうかとは思いましたが、あと40マイルあるので断念。
本日の海域天気予報は当たり。 機帆走6H
亀徳は出航前に若さんが集めた情報では、ヨットの停泊には向かない港となっていました。始めの予定では西側の
平土野に寄港する計画でしたが、12日から北西の風になる天気予報であったことと、古仁屋で渡辺さんに聞いた最近の
亀徳の情報があったことで亀徳に入港しました。
港湾案内の亀徳港の図を元に説明します。導入標識を磁針287度で進入し防波堤を過ぎると左右にフェリーの岸壁が
あります。そのまままっすぐ進むと正面に橋がありその後に導入標識もあります。
橋の直前を左に曲がると内港が見えます。フェリー岸壁の西側にあるわけです。橋の右奥にあるのが亀徳本港
左が亀徳新港です。この橋の直前で左に曲がったあと岸壁の間を内港に進入するのですが、この水路の幅が狭い。
約5〜6mしかありません。しかも右側は浅いので左の岸壁から2〜3m位に寄せて進入することになります。
特に満潮のときは右側の浅瀬(コンクリートブロック)が見えません。干潮の時は見えます。細心の注意が必要。
入って直ぐ右にスロープがあり、その脇の岸壁に横付け出来ます。港内は比較的にゆとりがある感じです。
トイレは待合所にありますが夜は閉まっています。

係留していて何人かの現地の人から得た他の港の情報を以下に記します。
上の写真を撮った後デジカメが故障し写真を載せることが出来ません。残念。
1.最近亀徳新港の南約1kのところに新しい港が出来た。若さんは行ってみました。立派な港が出来ていました。
ところが新しい港の入り口の沖はリーフがあります。水路がありその両側に申し訳程度の浮標があり、その間は
約20〜30mです。その両側はリーフに波が砕けています。とても近寄る気にはなりません。
港ばかり立派にしても入港が難しいのでは利用価値が無いことになります。
2.亀徳の北方に母間(ぼま)という漁港があり、立派なわりに漁船はほとんど利用していないそうです。
現地は見ていません。
3.徳之島の北端の東側に山村湾があり港湾案内にも載っています。現地の人は山(さん)漁港と呼んでいました。
ここも最近整備されて広くて良い港になったそうです。港にトイレだけでなくシャワーまであるそうです。現地未確認。
11月12日(月) 亀徳ー知名を目指して出航
5:00の海域天気予報 晴れ 北西の風 9m〜15m 波2.3〜4.8m
6:30亀徳を離岸 港外では風波ともに少ない。7:00帆走開始 風は4〜5mで快調 3〜4ノット
8:30徳之島の南端をかわしたがだんだんと風波が強くなってきました。しばらく帆走を続けましたが波がかなり高くなって
きて、あと20マイル以上は耐えられないと判断し9時過ぎに転進し亀徳に戻ることにしました。真登りなので機帆走。
11時過ぎに元の場所に接岸。今日は大ポカをやってしまいました。出航以来フェンダーとして大活躍の俵フェンダーを
流してしまいました。何処で流したかも判りません。離岸した時引きずったままで途中でロープが切れたようです。
最近疲れが溜まっていて注意力が保てなくなっているのは気付いていましたが、反省しきりです。
本日の海域天気予報は当たりといえます。特に波の方は高いほうで当たりです。 帆走3H,機帆走2H
軽油20Lと水の補給をしたあと銭湯を探しに行きましたが遠そうなので中止。
11月13日(火) 亀徳ー沖永良部島知名港 40マイル
5:00の海域天気予報 北東の風5〜9m 波1.5〜3m
6:20亀徳を離岸 晴れ 風波ともに少なく凪状態で機帆走。うねりはあり。
8:00徳之島の南端をかわした後徳之島と沖永良部の海峡中央付近では風は弱いのに波はかなり高い状態でした。
多分潮か海流が影響しているのでしょう。昨日もこのあたりで波が高かったのだと思われます。
沖永良部の和泊沖にくると波は治まって凪状態になりました。海峡中央との波の差は4mはあります。
こんなに波の差があるのは初めての経験です。
知名に近くなったはずで港口らしき岸壁が見えますが、どうもおかしい。しばらく流しながら漁船の動向を
見ていると、先の港口らしい岸壁とは違う方に向かっています。ついて行くと無事入港出来ました。
知名港の港口付近は波が高いと聞いていましたが、今日は平穏でした。
13:30知名漁港岸壁に横付け完了。 本日の海域天気予報は風は5mは無かったがほぼ当たりです。機帆走7H
岸壁そばの公園にトイレあり。 近くのホテルで温泉入浴800円 ちょっと高い。
夕方知名でマリンスポーツショップ「アミーゴ」の山本さんが訪ねてくれました。寄港した船にアンケートをもらっている
そうです。過去の分もあり読ませてもらいました。先日トカラの中之島で会った「マイシップ」のアンケートもあり、その他
外国から来たヨットのアンケートもあります。山本さんのボランティア活動でしょうが、これは良いことをしてくれているなと
思います。
この島の沖永良部高校の科学クラブが海中に固定カメラを設置し、海亀の映像をリアルタイムでインターネットで発信
しているそうです。URLは
http://www.nature.nttdata.co.jp/live02/live02.html
だそうです。是非見て下さい。ビューアも別のページからダウンロードできます。
海がめのライブ映像は終了したそうです。(2002年11月追記)
11月14日(水) 知名で日和待ち
今日は海上風警報が出ています。昨夜船体が岸壁に当たるのが気になったので、朝からビームアンカーを打ちました。
11月15日(木) 知名で日和待ち
今日も海上風警報と波浪注意報が出ています。沖永良部島の北岸に伊延という港湾があります。沖縄からの帰路に
利用するかも知れないので現地を見に行こうかと思いましたが、アミーゴの山本さんの話では波の入り易い港だという
ことなので止めました。代わりに運動を兼ねて屋子母海岸まで歩いて見に行きました。
確かに沖合い200mにリーフがあって、干潮のときには海岸とリーフの間が良い遊び場所になりそうです。
ここも水が澄み切っていてとてもきれいです。
知名漁港に戻って漁港の東側の工事現場をのぞいてみると、新しい漁港がほぼ完成しています。
名前を知名小米漁港というそうですが未だ利用していません。入り口にはリーフが近くまであり入港が難しそうです。
現在の漁港も余裕があるのにまた新たに作ってどうするのでしょうか?公共事業で雇用対策が目的なのでしょうか?。
でもどうせ作るなら入りやすい構造にして、導入標識もしっかりと作って欲しいものです。
11月16日(金) 知名ー与論島茶花漁港 19マイル
5:00 本日の海域天気予報 曇り一時雨 北東6〜13m 波2.2〜4.2m
7:00離岸完了 知名沖はうねりはあるが風、波共に無し
8:00風が出て来たので帆走開始 追手なのでメインのみ。海峡にさしかかると波はやはり高くなりました。
9時前与論町役場観光課の池田さんに電話し、茶花港の入港の誘導をお願いしました。
何度か池田さんと電話でやりとりしながら11時ころ池田さんに港外までボートで迎えに来てもらいました。
池田さんと阿野さんの乗ったボートの後について進み茶花漁港に無事入港完了。岸壁に横付け
池田さんは去年(2000年)のKAZI誌の12月号に写真入りで載っていた人です。
本日の海域天気予報は外れ気味、風は4〜6mといったところです。しかし波は高かった。3m以上です。
帆走2.5H 機帆走2H
バナナの昼食を済ますと池田さんが迎えに来てくれて、島を車で周りながら他の漁港、白い砂浜の海岸、サトウキビ畑
作家森瑶子さんの別荘地、地元の子供たちのための海洋施設B&G艇庫などを見学させてもらいました。
B&Gではシャワーまで利用させてもらいました。漁港の近くにはトイレが2箇所あります。
とにかくヨロンは白い砂浜が美しい!島を珊瑚礁が囲み海岸と珊瑚礁の間の水がエメラルドグリーンで素晴らしい。
カケロマ、沖永良部と並ぶ素晴らしさですが、島がこじんまりしているので見て周りやすいこともあるでしょう。
デジカメの故障で、写真を入れられないのが残念です。
11月17日(土) 茶花で日和待ち
今日も朝から北東の風が強く、波浪注意報が出ています。沖縄本島は目の前に見えていますが日和待ち。
朝隣に接岸した漁船がおおきなイカを荷揚げしていました。中には1m近いおおきさのイカもあります。
ダイオウイカで500〜600mの深海から釣り上げるようです。20〜30ヒキありましたが、平均的な水揚げ量だそうです。
午後ユンヌ楽園というところに行ってみました。古い与論の民家と、亜熱帯植物がたくさん集められて茂っています。
驚くほど広くはありませんが、よくこれだけ集めたと思うほど揃っていて見る価値があります。
夕方から北風が強まってきました。海光丸が岸壁に押しつけられます。俵フェンダーが無いのでタイヤ4個を岸壁との間に
入れフェンダーにしていますが、海光丸は大きく揺れます。夜8時ころタイヤの様子を見ていると漁船が入港してきました。
岸壁の反対側に着けようとしていますが風が強いので躊躇している様子です。バウには犬がいます。
思い切って接岸してきたので岸壁にあった舫いをバウのビットに掛けてあげました。直ぐに漁師さんが飛び降りてきたので
船固め作業を手伝いました。犬はゴールデンリトリバーで何時も一緒に航海しているそうです。一周間海上生活することも
あるそうです。お礼といってカツオを2匹もってきたので1匹だけ頂戴しました。
風、波が強く心配で寝ることができません。ただ起きていてもしょうがないので、近くの水道でカツオを三枚におろしました。
それにしてもこの係留場所は西から北東の風では厳しい状況になります。
11月18日(日) 茶花で日和待ち
昨夜来の風、波が未だ収まりません。与論のアメダスでは9mとなっていますが、多分海上では15m位吹いているのでは
ないでしょうか。予報では明日は多少弱まることになっています。とにかく海光丸が心配で船を離れることが出来ません。
ウォーキングも出来ず、船で過ごすしかありません。風の音、船の揺れで精神的にも良くないが、如何ともし難い状況です。